液状樹脂
(APRTM 旭化成株式会社)
版厚
2.84mm〜8.0mm

硬度
2.84mm 39°/5.0mm 31°/7.0mm 29°

最大サイズ
805mm×545mm
製版作業者に優しい脱溶剤システム
液状感光樹脂APRTMは透明な液状樹脂で、紫外線に露光されると硬化する性質を持っています。
その特性を生かし、主に凸版印刷の版材として使用されます。
さらには、非印刷分野でも活躍の場が広がっています。

液状樹脂 APR
製版装置 AVF-Ⅱ
液状感光性樹脂製版プロセス
1
ネガフィルム出力
イラストレーターで作成したデータをネガフィルムに出力します。
2
製版準備
露光装置のガラス板の上に、ネガフィルム、カバーフィルム、
液状感光生樹脂、ベースフィルムの順にセットし、上側ガラス板で押さえます。

3
露光

バック露光で、まずバック析出層を形成。
次にレリーフ露光すると、均一でシャープなレリーフ(画線)部ができあがります。

4
回収・洗浄
未硬化樹脂を回収し、未硬化樹脂の残りを水系洗浄液で洗い流します。
回収した未硬化樹脂は、再使用することが可能です。
5
後露光・乾燥
小さな網点や細かい線など確実に硬化させるため、
あと露光を行い、さらに温風で乾燥します。
6
完成
出来上がった印版を検品し、問題がなければ完成です。